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2014年02月16日

花籠典子:プライベートシーンでの携帯電話

携帯電話の普及率が高くなった今、電話についてのマナー、特にプライベートシーンでのマナーをもう一度見直す時に来ているのではないでしょうか?

パブリックスペースで電話がかかって来た場合、周りの方へ一言「失礼致します」とお断りしてから電話を取り、よほど急いでいない限りは、静かで他の方にご迷惑を掛けない場所へ移動してから掛け直すようにすると良いと思います。

携帯電話をエレガントに使うには、他人の目を意識するのが一番です。

大勢の方の視線が貴女に注がれていると思えば、自然に長電話、大声での会話、お相手の方を無視するなどの無神経な行動は出来ないはずです。

電話のマナーには自信がおありでも、留守番電話は苦手という方も多いと思いますが、無理に伝言を残さず「ごきげんよう!○○でございますが、またお電話させていただきます」と、ご挨拶とお名前を入れることがエチケットです。

イタリアのバルベリー二皇女の著書から知ったことですが、留守番電話にお礼のメッセージを残すのは、失礼にあたるそうです。

お礼の言葉は、直接お相手の方が電話に出られた時にお伝えするのがマナーです。

電話の始まりに使われる「もしもし?」は、お相手の方に対して失礼にあたることをご存知でしょうか?

「もしもし?」と言う言葉は、お相手の方がお気付きにならない時の"問い掛け"として使う言葉です。

お相手の方が受話器をお取りになっていらっしゃるのに、いきなり「もしもし?」の問い掛けからお話し始めては、失礼にあたります。

正しい電話の受け方は、シンプルに「花籠でございます」。

掛け方は「○○様のお宅でいらっしゃいますか?私、花籠と申します。△△様、いらっしゃいますか?」。

ご本人ではなくご家族の方が電話に出た時は、ご挨拶も忘れずに、ゆったりとお話をすると知的です。

エレガントに礼儀正しく、皆様は、電話をお使いですか?

花籠典子

※このブログでは、花籠典子がロードアイランドで学んだエチケットを紹介しています。




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Posted by 花籠典子 at 15:13 │花籠典子